縄張内に必ずいる
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| 仰天ニュース |
2007年08月15日
イギリス国民にとってロイヤルファミリーはいつの時代も注目の的。中には熱狂的なファンも少なくない。今から２０年程前にも、エリザベス女王への思いを募らせていた一人の男がいた。会いたいという気持ちを押さえきれなくなった男は、なんとバッキンガム宮殿に忍び込む事を決意する。
しかし、一国の主が住む宮殿はイギリス中で一番警備が厳しい場所。捕まるに決まっている…。ところが！なんと男は塀を乗り越え宮殿前の庭に潜入することが出来た。しかも警備員の姿はない。さらに男は、誰にも見とがめられる事無く宮殿の２階のバルコニーから、部屋の中へ…そこは寝室で女性が眠っていた。おそるおそる男が近づくと…眠っているのは恋いこがれた、エリザベス女王！男は幸運にも女王の寝室に忍び込んだのである。
男が興奮で我を失っていたそのとき、女王が目をさました！何とか話しかけようとする男。しかし緊張で声が出ない。先に沈黙をやぶったのは女王だった「何か御用？」と優しく話しかけられた事でさらにパニックに！「何かお話を」と焦った男が口にしたのは「タバコをいただけますか？」という一言。これに対し女王は落ち着いて「この部屋には無いけれど、とってくるから待っていて」と言い残し部屋を出ていった。
感動に浸る男。しかし女王が部屋に戻ってきた時…一緒にきた警備員に男はあっけなく、とらえられてしまった。男は、女王の恩赦により、無罪になったが、この事件は警察の警備のずさんさが浮き彫りに…殺到するマスコミのインタビューに答えたロンドン警視庁のロドニー・ウイッチェロ巡査部長は、このままでは恐ろしい完全犯罪が起こってしまうと事態を憂いた。
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